2012年10月10日水曜日

宝HDのシンガポール拠点、月初から本格的大活動

タカラバイオと宝酒造の宝HDが堅調


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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宝HD(東大証1部)が年初来高値を更新して604円に達し)2012-10-09)、4月安値528 円の14.4%高に及んだ。「宝酒造とタカラバイオがグループの中核。焼酎・みりん業界最大手。チューハイや清酒も有力」と特色付けられ(会社四季報)、「免疫細胞療法・研究用試薬が伸長。ソフトアルコール飲料も堅調」と高評価(同)され、今後さらに発展を見込む材料(タネ)として、「純度99%の原料用アルコール生産開始。同95%の従来品では門前払いだった医薬品・化粧品メーカー開拓へ。焼酎発売100周年機に、愛顧者へ再認知図る」(同)と期待されている。

今月初(2012-10-01)には、「アジア推進室シンガポール駐在事務所を開設」と題し、「東南アジアおよびオセアニアにおける清酒・みりん等の売上拡大を加速」と副題して、次のように発表した(SANARI PATENT要約)。

1. 宝酒造は、アジア推進が担当する東南アジアおよびオセアニア地域の市場開発拠点として、シンガポール駐在事務所を開設した。清酒メーカーがシンガポールに営業拠点を設置するのは、宝が初めである。

2. 宝は、2011年から「TaKaRaグループ中期経営計画2013」をスタートさせ、国内での安定成長を実現すると共に、海外で大きく成長するため、事業基盤を拡大することを基本方針として掲げている。

佐成重範弁理士所見→清酒が日本独自の清澄と、和洋食双方との調和によってグローバルに、また、ショウチュウは、高濃度アルコール嗜好国において人気を博しつつあり、宝の海外拡大は、日本ソフトパワー展開のエネルギー源となろう。

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