2012年9月30日日曜日

韓国の国際特許出願も国際特許紛争も著増


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
韓国のトップ級特許法律事務所KIM, HNG and ASSOCIATESからNews Letterをお贈りいただいた。韓国特許発明の益々活発化を担って、News Letterの内容も一層充実かつ韓国産業発展の確信に満ちている。
冒頭に「韓国・国際特許協力条約(PCT)出願における韓国のシェア5.7%で世界5位」と題し、世界知的所有権機関の集計を要約しているが、米国が首位で26.7%、2位・日本21.4%、3位ドイツ10.2%、4位・中国9.0%に次いで、韓国は5位5.7%。(佐成重範弁理士所見→GDPや人口の世界シェアから見れば、韓国のこの比率はトップ)。
同時に、「国際特許紛争が急増、2年間に80.5%増加」と題する情勢報告も注目されるが、「韓国企業を牽制しようとする外国企業が増えながら、国際特許紛争が急増したものとなった」と書き出して、韓国企業と外国企業間の国際特許訴訟件数は、2009154件から2011278件と急増したことを解説している。
佐成重範弁理士所見→サムスン・アップル紛争で、日本国内でも、韓国特許動向に対する関心が益々高まっている。先般、東京地裁で、サムスンが対アップル勝訴したことも、マスコミを賑わした。上記KIM Letterが、韓国においてSocial Network Service関連の特許出願が増加していることについて述べている内容も、日本企業が十分考究すべきである。
KIM特許事務所に、重ねて謝意と敬意を表する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にメール下さい)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム