2012年9月29日土曜日

ボルテージ、次のステージは海外進出



弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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ケータイ向けサイト運営のボルテージ(東証1)の総会報告が届いた。業績は「ソーシャルゲームで最高益」とマスコミにも評価され、津谷裕司社長は報告冒頭に、「次のステージとして、恋のゲームで世界に挑戦」と題し、次のように述べている(SANARI PATENT要約)
1.     今次決算について売上高は、主軸のモバイルコンテンツ事業の売上増により、前年度比27%増の806000万円に達し、営業利益は、テレビCMの積極的出稿や販売手数料の増加を超えて、12%増の8億5000万円に及んだ。(SANARI PATENT考察:内閣知的財産本部のコンテンツ振興政策に即応する業績)
2.     2012年5月に、北米市場への展開を本格化させるため、サンフランシスコ市に、ボルテージ初の海外子会社を設立した。
3.     本事業年度においては、ソーシャルアプリ、キャリア公式サイト、スマホアプリの3ビジネスユニットと、デザイン、システム、管理の3本部による新マトリクス体制により、顧客単価の向上とユーザ数の増加を達成する。
4.     ボルテージの次のステージは、海外進出である。北米やアジアの女性も、日本と同じような環境にあり、似たような悩みを抱えている筈だ。スマホの時代になって、日本のプラットフォームや大手ゲーム会社が次々と海外進出しているが、ボルテージも、独自のドラマ型コンテンツを、北米やアジアで展開する好機と考える。
佐成重範弁理士所見→ボルテージ津谷社長は、上記に続けて、「北米やアジアでは、日本で培ってきたノウハウだけでは通用しない。女性の恋愛観や嗜好は、国によって違うため、文化の違いを認識し、適応することが必要である」と述べているが、上記4の「同様性」と「相違性」の双方を深く把握することが、日本のソフトパワー(内閣知的財産本部)の基盤を形成する最重要要素である。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にメール下さい)

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