2012年9月25日火曜日

テラによる再生医療の展開



東大の外科医だった矢崎雄一郎氏が8年前に創業したベンチャー「テラ」
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
東大の外科医だった矢崎雄一郎氏が8年前に創業したベンチャー「テラ」株(JASDAQ)が、年初来高値を更新して688円に達し(2012-09-25)、4月安値435円の58.2%高に及んだ。「東大医科研究ベンチャー。医療機関に癌免疫療法のノウハウを提供。治療数に応じた歩合収入。連結事業、細胞治療技術開発・細胞治療支援」と特色付けられ(会社四季報)、「主力の樹状細胞ワクチン療法が、提携医療機関拡大やセミナー開催通じた癌患者への周知策が奏功し伸長。提携先拡大、新患者数堅調増で、一転増益」と評価が躍進している()
テラの矢崎雄一郎現社長は、創業ストーリーを詳細に物語っているが(SANARI PATENT要約)
1.     私(矢崎氏)は、テラを創業する前、3年間、東大大学病院で外科医として仕事をしてきた。歴代続く開業医の家に生まれ育ったから。しかし、「あと何人の患者の命を救えるのか」と考え、「医師として一人ひとりの患者と向き合うのは、やり甲斐のある仕事だが、一方、自分だからこそ実現できる患者への貢献の仕方もあるのではないか」と考えるに至った。
2.     「事業を興し、経営者として生きていく」と決断し、直ぐに大学病院を辞め、家族には事後報告した。再生医療を始めとする細胞治療が、今後発展していく分野になると考え、現在のテラの事業の根幹となる、樹状細胞ワクチン療法と出会った。この療法は、樹状細胞に癌抗原を認識させ、その樹状細胞を患者の体内に戻して、リンパ球に癌抗原を覚え込ませることにより、リンパ球に、癌細胞のみを狙って攻撃させる治療法である。
佐成重範弁理士所見→テラの発展は、再生医療の発展として、わが国民、次いでは、テラが進出志向の、中国国民の福祉に、直ちに寄与するものと考える。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にメール下さい)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム