2012年9月18日火曜日

NHKが掲出した「投資資産100万ドル以上の人数表」

三城ホールディングス(東証1部)の「mamapapa」誌

弁理士 さなり しげのり Google検索 SANARI PATENT

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今や需要喚起が経済政策の最大柱であることに異論はないが、その内容や態様は不問であるのか、また、実効見込みは精確なのか。NHKは、百貨店やJRが富裕層の需要喚起策を様々に企画している模様を放映(2012-09-12:19/30)したが、JR九州の5泊6日・54万円コースや豪華バス旅行など、「そもそも豪遊などは、しないこと」によって富裕になった日本流富裕者」が飛び付くほど流行る見込みなのか、所得格差是正も叫ばれる今日、所得格差拡大を殊更印象づける放映ではないか。画面に出てしまった人々は、むしろ恥ずかしい思いや後ろめたい思いをするのが日本流ではないか、とも、SANARI PATENTは考える。

NHKが掲出した「投資資産100万ドル以上の人数表」も、1位・米国306万人、2位・日本182万人、3位ドイツ95万人、4位・中国56万人、5位・英国44万ひと示し、「Capgemini:RBC Wealth Management」と注記しているので、さぞかし信憑性ある数字とは思うが、「投資資産」の定義を「可処分金融資産」程度に理解するにしても、平均富裕額には大差があること、日本にはいない巨大富裕層は巨大寄付も行って、グローバルにも知れ渡っていることなども考え合わせる必要があろう。

富裕層のグレードを一般消費者の比較的余裕層にまで広げれば、丁度届いた三城ホールディングス(東証1部)の「mamapapa」誌の「おしゃれメガネ」関連特集は、ダテメガネも含み、視力矯正とは関係ない贅沢価格を含むこととも思うが、英国等で外国人相手からも稼いでいることもあり、日本人のグローバル感性を高め、日本のデザインが世界先駆的に高度化先進化する意味においても、また、富裕層の幅を余裕層にまで拡大している意味においても、賛同すべきであろう。三城ホールディングスは、補聴器にも熱心だか、補聴器の価格格差もまた非常に大きいが、イヤリング的デザインや高度電子機器化など、技術と意匠の日本先導にも寄与するから、これにも賛同すべきであろう。

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