2012年9月11日火曜日

シンバイオ製薬(JASDAQ)は、がん・血液・自己免疫疾患の3領域に特化


特に治療が困難とされる疾患に焦点

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野村IRの紹介で、シンバイオ製薬の資料が届いた。2005年3月に設立、「がん・血液・自己免疫疾患の3領域に特化。他社から新薬候補品を取得して製品化する事業形態」と特色づけられるが(会社四季報)、同社自身は、「シンバイオ製薬は、特に治療が困難とされる疾患に焦点を合わせた新薬の開発を目指します」と宣言している。

2005年、ドイツ・アステラスファーマより、抗がん剤「Bendamustine Hydrochloride」の日本における独占的開発および販売に関するライセンス契約を締結。2007年、米国・アベーレ・ファーマシューティカルから経皮吸収型持続性制吐剤「SyB D-0701」の日本・中国・韓国・台湾・シンガポールにおける独占的開発・販売のライセンス契約を締結。以下、多数重要契約。

佐成重範弁理士所見→この類型のベンチャーについては、その投資負担と営業採算性が先ず課題となるが、会社四季報は次のように述べている。「悪性リンパ腫治療薬は、日本・シンガポールに続き、韓国でも伸長。台湾で販売開始。骨髄異形成症候群薬の導入費用消滅。ただ、制吐剤やリンパ腫薬の適応拡大に伴う治験負担重く、営業赤字続く」。従って、同社・吉田文紀社長の、「私たちは、共創・共生の志により、シンバイオ製薬を創業いたしました。この理念にご賛同いただける方々のお力添えをいただき、一日も早く優れた新薬を開発し、日本のみならずアジア・パシフィック諸国の患者さんの許にお届けすることを目指しています」という高い志に、敬意と期待とを改めて表明する。

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