2012年9月10日月曜日

工場用間接資材ネット通販会社・MonotaRO株が年初来最高値を大幅更新


宣伝費増やサイト機能拡充費増はPB商品海外調達拡大・原価低減で対処

弁理士 さなり しげのり Google検索 SANARI PATENT

C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
広汎な工場用建設用間接資材のネット通販会社・MonotaRO株が週末(2012-09-07)に、年初来最高値を更新して1808円を付け、今年1月の高値961円の1.9倍に達した。「MonotaRO」登記社名で、東証1部銘柄とし著名なもMonotaROだが、業務内容が主として工場向けだから、一般生活者にとっては馴染み深くはないけれども、1月に1000株96万1000円高値で買っても、180万8000円、84万7000円、雑所得税・売買手数料を引いても73万円前後の手取と概算する生活者は多いかも知れない。

MonotaROは、「米国間接資材通販大手が親会社。中心客は中小製造業者」と特色付けられ(会社四季報)、「前期の復興需要で拡大した既存客が通期寄与」(同)とあるから、復興が発展の契機にもなっていると、SANARI PATENTは評価する。「新規口座獲得は、1万2000件の想定を上回る月間1万4000件ベース。広告宣伝費増やサイト機能拡充費増などの経費増は、プライベートブランド商品の海外調達拡大による原価低減で相殺。営業益は連続2ケタ増益。カタログも、年度版のほか、年度版からプライベートブランド商品を抽出し、経費削減効果を強調した簡易版を発行し、購買意欲を喚起している」(同)(SANARI PATENT要約)という、周到な総合戦略ぶりである。

佐成重範弁理士所見→MonotaROの瀬戸欽也会長・鈴木雅哉社長のネットメッセージも、「始めてこのコームページをご覧になった皆様、先ずは、今お使いの商品の価格をご確認ください。必ずお役に立てる価格で、掲載されている商品があるはずです」と自信のほどを示し、その品目列挙は「詳細検索」により明快だから、復興予算・経済再生予算をも、十分に活用し、わが国産業活性化に益々寄与すると考える。

(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム