2012年9月8日土曜日

東亜合成・機能製品のマンション・スマホ適性・国際性


例示、アロン建材・易溶性酸化銅・Krazy Glue
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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東亜合成の今年上半期業績報告が届いた。基礎化学品,機能製品とも、総じて需要の回復が弱く、特にアジア市場で需給バランスが崩れたことにより、製品価格・販売数量が下落する環境のもと、減収減益したが、特に機能製品について、東亜合成独自の強みを発揮しているので、3つの事例を選択し、今次報告内容を要約する。
1. マンション外壁の大修繕等に活用される東亜合成の「アロン建材シリーズ」→外壁は、建物を雨水の浸入から守り、その長寿命化に貢献する。特に外壁化粧防水材「アロンウオール」(同社登録商標)は、同社が得意とするアクリルゴムの塗膜技術をベースとして改良を重ね、その最大の特徴はアクリルゴムの特性を活かした「ひび割れ」修復機能である。
2. スマホなどの微細電子回路製造に必須の易溶性酸化銅→電子機器の小型化・軽量化により、電子回路基板の更なる高密度化が進むから、バラつきのない均一な高品位メッキを可能にする易溶性酸化銅への需要が高まっている。
3. 瞬間接着剤→東亜合成の「アロンアルファ」(同社登録商標)は瞬間接着剤のロングセラーであるが、米国では「Krazy Glue」というブランド名で販売されている。「驚き」「Crazy」のCをKに代えた特徴的ネーミングや、印象的なテレビCMにより、米国でもロングセラーである。
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