2012年8月29日水曜日

「総合材料メーカー」日東電工、統合失調症治療用テープ製剤開発

液晶表示材料がスマホ・タブレット向け好調
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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「テープ類から総合材料メーカーに」と特色付けられる日東電工株(会社四季報)だが、昨日(2012-08-29)は年初来最高値を更新して3590円、今年1月の高値2939円の22.2%上昇値に達した。「液晶用光学フィルムで成長。ニッチ商品でシェア首位多数。柱の液晶表示材料は新興国向けにテレビ用も増。自動車向け工業用テープ好転。2012年6月にトルコのペント社(工業用テープメーカー)を1億ドルで買収。新興国向け低価格品開発や新興国市場販路拡大が狙い。経皮吸収型テープ製剤の開発に邁進」(同)と、積極的展開を高評価されている。特に先般(2012-07-27)、「世界初の統合失調症治療用テープ製剤の第2相試験に着手」と題して、大日本住友製薬と協働し、非定型抗精神病薬「ロナセン」(登録商標ロナセン)のテープ製剤の第2相試験に着手したと発表していることが衆目される。健康成人を対象として実施した第1相試験において、テ^プ製剤の単回および反復投与により確認した、ロセナンの良好な経皮吸収性の結果を受けて、日東電工および大日本住友製薬は、最適貼付条件を見出だすため、患者を対象とする第2相試験を開始したことは、グローバルに拡大しつつある精神疾患の在宅医療の可能性(医薬投与の簡便性)をも高めるものとして、極めて高評価されるものと、SANARI PATENTは考える。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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