2012年8月30日木曜日

セントラル硝子、「積層ガラスの中空層のガス濃度測定方法」

「防汚性物品およびその製造方法」発明、特許庁公開
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
セントラル硝子株が昨日(2012-08-29)、年初来最安値264円(終値265円)で、本年1月の最安値358円の73.7%水準は、今年度からの増収増益予想から考えて、一般に、意外感を持たれたとSANARI PATENTは思う。セントラル硝子は、「板ガラス3位。フランス・サンゴパン社と提携。利益は化成品に依存。電気自動車2次電池用電解液育成」と特色付けられ(会社四季報)、「ガラスの国内流通合理化効果と米国子会社の通期寄与で部門黒字転換。営業益、急向上」と評価されている(同)。
セントラル硝子の特許発明開発は、もとより活発で、特許庁公開発明のみでも3826件(2012-08-29現在)に達し、うち今年初来の特許庁公開件数(2012-0101~08-29)が既に108件に及んでいる。例えば、
1. 発明の名称「積層ガラスの中空層のガス濃度測定方法」(特許庁公開日2012-08-23)→積層ガラスの中空層に封入されたガラスの濃度を非破壊方式で簡便に測定する方法を提供する(佐成重範弁理士所見→イノベーションの動向から見て、実用性が極めて高い課題設定であると考える)。
2. 発明の名称「防汚性物品およびその製造方法」(同)→塵や埃などの微細物質が付着し難く、また、付着した微細物質の除去性に優れ、更に、微細物質が付着しても、良好な防汚性、汚れ除去性を示す防汚性物品とその製造方法を提供する(佐成重範弁理士所見→極めて汎用性かつ高ニーズ性の課題解決提供だが、その製造コストが実用対象を限定する)。など。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム