2012年9月7日金曜日

昭和シェル石油、日本で112年の歴史を持つエネルギー企業の今後


ソーラーフロンティアブランド拡大:銅・インジウム・セレン系薄膜太陽電池

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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昭和シェル石油の今年上半期報告が届いた。売上高1兆3108億円で前年同期比5.1%減、営業108億円の損失で785億円悪化だが、同社・香藤繁常会長と新井 純社長は、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

1. 当期の事業環境は厳しく、世界経済がギリシャ・スペインなど欧州債務危機、イラン経済制裁等の混乱要因に加えて、原油や国内製品価格が短期間で乱高下した。

2. 昭和シェル石油は、余剰精製能力の削減を経て精製固定費減を実現すると共に、製油所の稼働率を高水準に保つというができた。また、積極的なリテール施策を打ち出し、商品・サービスの差別化の継続的な実施や中間溜分の増販に努めたが、原油価格の上昇局面においてマージンが極端に低下したことなどにより減益した。

3. 下半期には、輸出も含めて販売ポートフォリオの最適化や、生産コストの低減など、収益性および競争力を一層確保する。特にエネルギーソリューション事業の中核となる太陽電池事業については、再生可能エネルギー買取制度の導入に呼応し、ソーラーフロンティアブランドの認知を拡大しつつ、次世代型CIS薄膜太陽電池において差別化する。

佐成重範弁理士所見→CIS、すなわち、銅・インジウム・セレン系薄膜太陽電池は、低コスト・低エネルギー消費で生産され、変換効率が高いから、昭和シェル石油による開発製造普及が特に望まれる。

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