2012年9月4日火曜日

伊藤ハム「低塩化された食肉加工製品の製造方法」


「香気が付与された食肉加工食品の製造方法」
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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伊藤ハム株が年初来最高値を更新し(2012-09-03)、347円を付け、今年1月の高値322円を7.8%上回った。会社四季報も「倍増益」という破格の見出しで、「伊藤ハムはハム・ソーセージ業界2位。食肉は牛・豚が9割を占め、国産に強い(SANARI PATENT考察:わが国民が最も高評価するポイント)。米久と業務提携推進中(佐成重範弁理士所見:米久製品の高品質は既に著名だが、拡充しつつある宅配製品の高品種充実が顕著である)。冷めても固くならない弁当用などハム・ソーセージ堅調。営業益、ほぼ倍増。キリンと組み、ビールと「おつまみ」を組合せた共同販促を全国のスーパーで展開。味の素に続くコラボ戦略。コンビニ等、チャネル別ギフト開発加速」と評しているが、企業戦略として誠に見事な完璧ぶりで、佐成重範弁理士は感嘆する。
伊藤ハムは独自技術の開発も活発で、その特許出願発明で、最近の特許庁公開事例を見ても、
1. 「低塩化された食肉加工製品の製造方法」(特許庁公開日2012-08-09)→新たな添加物を使用することなく、製造工程の改良により良好な粘着性・保水性を維持したまま、低塩化が可能な食肉加工製品の製造方法を提供する。
2. 「香気が付与された食肉加工食品の製造方法」(特許庁公開日2012-04-26)→食肉加工製品全体にわたり、香気成分に由来する香りが、バランス良く均一に付与された食肉加工食品の製造方法を提供する。などが注目される。
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