2012年9月9日日曜日

プロモーションイベントのティー・オー・ダブリュー、Web分野体制強化


情報通信業界のプロモーション活発などで売上高・利益とも著増
弁理士 さなり しげのり Google検索 SANARI PATENT
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スカイツリー関連などイベント企画運営大手のティー・オー・ダブリュー(東証1部・6月決算)総会資料が届いた。内容(SANARI PATENT要約)は、
1. ティー・オー・ダブリューが属する広告業界においては、平成23年の国内総広告費が5兆7000億円(前年比2.3%減)、4年連続減少したが、大手広告代理店においては、今年に入ってから増加に転じ、堅調に推移している。
2. ティー・オー・ダブリューの事業領域であるプロモーションにおいても、クライアント各社の販促活動に持ち直しが見られた。このような事業環境下でティー・オー・ダブリューは、デジタル部門の強化策としてWeb制作会社ニューロマジックほか2社と業務連携。店頭プロモーション強化策として、成果追求型の営業支援業務を行うヒトミ・コミュニケーションズと提携。ノベルティグッズの企画・開発・販売の更なる品質向上のため、日本ラボテックと業務提携。これらにより、ワンストップ体制とプロモーション提案力を強化した。
3. また、震災後に活性化した情報通信各社、飲料食品・嗜好品メーカー等の、フィールドプロモーションの取込み、医薬品・化粧品・トイレタリ業界などの新規クライアントの取込等を積極化した。特に情報通信各社のプロモーションが予想以上に好調であったことなどにより、当報告年度売上高は前期比32.8%増、営業利益は2.93倍となった。
佐成重範弁理士所見→上記3の記述のように、震災を契機として「震災後に活性化」した新たな動向は、単なる復旧を超える新興現象として高評価すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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