2012年9月14日金曜日

サッポロHDの海外展開、ベトナムからミャンマーへ

ポッカとの統合事業開始は2013年1月
弁理士 さなり しげのり Google検索 SANARI PATENT
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サッポロHDの本年上半期報告が届いた。「世代や性別を超えて」新たな飲用シーンへのアプローチを活発に展開している。国内のみならず海外に及び、特にベトナムを始め、国際状況を次のように報告している(SANARI PATENT要約)。
1. 国際事業では、2012年4月から、ホーチミン市を中心としてフルマーケティングを開始し、将来に大きな期待を抱かせる手ごたえを感じている。
2. また2012年1月に、米国の大手パブリックブランド・チルド飲料メーカーであるシルバースプリングスシトラスを子会社化し、幅広いジャンルの商品を拡販可能とした。
3. 今次株主総会では、「海外進出が広がっているが、これからの成長が見込まれるミャンマーについて、どう考えているか」と質問され、次のように答えている。「ビール販売の海外展開は、約30年前に米国で始め、2011年にはベトナムに拠点を持ち、成長エリアであるアジアへの取組を始めた。ミャンマーについては、世界中の国々が、積極的な施策展開を用意していると認識しており、サッポロHDも、東南アジア諸国の魅力ある市場の一つとして準備を」。
なお、ポッカとのシナジーについては、次のように説明している(SANARI PATENT要約)
「ポッカとサッポロ飲料は、2013年の統合による事業開始に向けて準備を進めている。また沖縄エリアで、サッポロビールとアッポロファインフーズが、ポッカとのコラボレーション商品を展開しつつある。今後も、ポッカにとどまらずグル-プのシナジーを着実に発揮していく」。
佐成重範弁理士所見→「性別・世代別」「アルコール性・ノンアルコール性別」「葡萄酒・緑茶等の在来観念別」「国域別民族風習別」などの様々な既成枠組みを超克し、しかし、「サッポロ」のルーツ名の魅力は独自発揮しつつ、サッポロHDのグローバル・全領域(不動産収益を含む)展開が、戦略されている。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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