2012年8月13日月曜日

独立系情報処理のアイネット、リーマンショック前を超える増益へ

独立系情報処理のアイネット、リーマンショック前を超える増益へ


自社データセンタ活用アウトソーシングと接続サポートで多分野伸長

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
野村IRの紹介で、アイネット(東証1部)の資料が届いた。「アウトソーシングの先端企業」として、2013年3月の営業利益15億6000万円を見込み、2008年3月期の12億8100万円を22%上回る増益予想である。資料のトップメッセージは、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

1. アイネットは、1971年に設立以来、自ら強みとする自社データセンタを活用してアウトソーシングの提供や、システム開発先への継続的サポートを拡張し、ニーズを的確に把握して顧客満足度を向上させることにより、業容を拡大し、収益力を高めてきた。

2. アウトソーシング分野では、石油業界を始め、小売サービス業・製造業・金融業・地方自治体など幅広い業種の顧客向けに、システムの企画・開発・運用・保守、更には、プリント・封入封縅・発送、および、業務アウトソーシングに至る広範囲なサービスを、高度なセキュリティを施した自社データセンタを活用して、ワン・ストップで提供している。

3. システム企画開発分野においては、各種業務システムの構築を始め、ケータイなどの組込ソフトウェア開発や、宇宙開発分野における人工衛星システム設計なども受託している。最近では、金融業・旅行代理店業・建設業などの顧客からのシステム企画開発案件も増え、更に、サーバハウジング(SANARI PATENT注: サーバの貸出)・運用監視・業務アウトソーシングにまで受託範囲を拡大すると共に、システム開発終了後も、ベストパートナーとして、継続的に業務サポートを受注している。

佐成重範弁理士所見→顧客側から見れば、信頼できる機構へのアウトソーシングは、製造におけるファブレス・OEMと同様、設備資金と人材資金を負担せずに最適委託契約を選定できる利点は多大である。アイネットは海外パートナーとの提携も企画中で、業容の更なる拡大が予想される。

(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム