2012年8月11日土曜日

アップサイクルによるマンション増価の実現方策


居住形態および資産形態としてマンションの所有と使用の適切な調整

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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都心を始め、大都市人口の中、マンション居住人口の比率が著増しつつあるから、マンションの所有価値と使用価値のいずれも、社会的資産として、その比重と重要性が増大し、従って、行政上の考え方も刷新されてきた。制度の最終改正は、マンション標準管理規約(単棟型)の平成23年7月27日付・国土交通省通達改正によるもので、これに付された「コメント」は、マンションの規模その他の多様化に即応し、管理の多様化が適切に実行されるよう、標準管理規約の地位について、「マンションの多様性に応ずる管理の自主的独自性」(管理会社への全面的管理委託を含む)を明確に認め、従って、標準規約の役割を「参考」(に過ぎない)と明定したことである。この改正コメント冒頭の「全般関係」の部分は極めて重要であるから、以下に引用する。

1. マンションが重要な居住形態となっている中で、マンションの快適な居住環境を確保するため、区分所有者は、具体的な住まい方のルールを定めておくことが重要であると共に、社会的には、マンションを社会的資産として、その資産価値を保全することが要請されている。 このような状況の中で、管理組合はマンションを適正に管理するよう努め、国は情報提供等の措置を講ずるよう努めなければならない旨の適正化法の規定を踏まえ、国は、管理組合が、各マンションの実態に応じて、管理規約を制定・変更する際の参考として、このマンション標準管理規約およびマンション標準管理規約コメントを作成し、その周知を図るものである。

2. (略)(このコメントが、多様な単棟型qqを対象にしていることを述べている。)

3. この標準管理規約で示している事項については、マンションの規模、居住形態等それぞれのマンションの個別の事情を考慮して、必要に応じて、合理的に修正し活用することが望ましい。

佐成重範弁理士所見→単なるリサイクルではなくて、リサイクルと同時に、対象物の価値を高める変革を加えるリサイクルを、アップサイクルと呼び、世界諸国で流行し始めたようだが、マンションも、スマートハウス化など、アップサイクルによる増価が、これからの基調になることが望ましい。信頼に値するマンション管理業者が、全国に十数社存在して、事業の透明性(株式上場による業績公表を含む)のもとに、管理組合から、通常管理と共に、委任されることが適切である。(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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