百貨店を超える百貨店の鮮魚セット宅配
高島屋が毎月宅配の魚食味覚解説
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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高島屋の鮮魚頒布会に感心している。昨夕は、冷蔵宅配で、「はたはた」「とび魚」「真あじ」のセットが届いた。百貨店等の店頭では、セットでは受けられない「解説」も、セットで届けられることは、百貨店を超える新たな百貨店サービスとして、その普及は消費者と生産者の双方を益すると共に、百貨店業務の新局面を拓くこととなろう。
鮮魚についての充分な知識もなく食してきたが、高島屋の解説は次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
はたはた→脂のある白身の魚。小骨が無く、身離れが良い。山陰沖産は、小ぶりなサイズが多いが、独特の旨味がある。在来手法の熟成後、赤穂の塩だけで、じっくり干し上げている。両面グリル焼き、唐揚げ、ソテーなど。
とび魚→初夏、島根半島沖で産卵。夏を告げる魚。脂肪が少なく、干物に加工しても脂肪の酸化が少なく、また、タンパク質を多量含んでいてアミノ酸に分解され、旨みになる(SANARI PATENT考察: 天然の「味の素」合成であろう)。両面グリル燃き。
真あじ→初夏、真あじに脂が乗り、旬を迎える。両面燃きプラス大根おろし。
佐成重範弁理士所見→宅配鮮魚の味覚享受には、冷凍技術の開発が大きく寄与している。特許庁公開の「冷凍」関連発明は4万4477件(2012-07-21現在)に達しているが、これらの発明にも感謝すべきであろう。
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