2012年7月18日水曜日

セルフメディケアに期待される大塚製薬・大正製薬

大塚製薬HDと大正製薬HD、猛暑スタミナドリンクで首位と2位の競争


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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昨日の北関東は39.6度Cという猛暑ながら、電力はパンクせず、深夜のWBSは早速、スタミナドリンクの売上高ランキングを話題にしたが、現時点では、1位が大塚製薬のオロナミンCで、2位が大正製薬のリポビタンDとのことである。サラリーマンの競争も、早朝キオスクのドリンク選択から始まるとすれば、高順位志向となり、ランキングも重要である。

大塚製薬HDの2013-03期売上高は1兆2000億円、大正製薬HDは2785億円予定だが、いずれも「増配」約束の好調を続けている。大塚製薬HDは「抗精神病薬が最主力で、ポカリスエットなど機能食品性も拡大」、大正製薬HDは「ドリンク剤・風邪薬(パブロンが特に好評か)・育毛剤が3本柱」(会社四季報)で、共に現代社会人のセルフメディケア欲求にもマッチしている。

大塚製薬発明の特許庁公開状況もニーズに即応し、例えば、

1. 大塚製薬HD「バイアル」(特許庁公開日2012-07-05)→溶解液が容器本体の外部へと飛散することを確実に防ぐバイアルを提供する。

2. 大塚製薬HD「アリビブラゾールの経口速溶性組成物」(特許庁公開日2012-06-28)→活性成分としてのアリビブラゾールと担体とを含む経口投与用医薬組成物であって、流体と接触した状態で10秒以内に崩壊し、急速にその活性成分を放出する。など。

一方、大正製薬HDは創業100年を迎え、本月9日から通信販売「大正ダイレクト」でヘルスマネージ「大正ブルーベリー」を発売するなど、セルフメディケアへの貢献を拡大しつつある。

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