2012年7月12日木曜日

マンション管理業界用語「リプレイス」のビジネスモデル

都市生活で必須のマンション長期修繕計画、丸紅コミュニティの場合

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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四谷3丁目新宿通り・外苑東通り交差点に、丸紅コミュニティが管理受託予定の72戸マンション、新宿2丁目に東急コミュニティが管理受託予定の104戸マンションが建設中で、この副都心界隈は、子供も多く年齢構成の均衡した働き盛りのマンション人口増を加速している。従って、優良なマンション管理会社に管理を委託し、理事などへの就任は辞退して、定年退職の方のお任せという気分が多いが、管理費値上などの問題が発生すれば、大問題になる。日常的には、管理費の滞納が全国4割近くのマンションだ発生しているが、管理会社の関与は限定的に、国土交通省発表の標準規約に定められており、訴訟手続を理事長名で行わなければならないから、裁判手続などに出頭時間を要することになり、働き盛りが最も忌避するところである。

そこで、丸紅コミュニティのHPにも、リプレイス(委託管理会社の変更)関連ほか、懇切なQ and Aが掲載されている(SANARI PATENT要約)。例えば、

Q1. 管理会社は、長期修繕計画は作成してくれるのですか?

A1. 管理スタート後、30年間の長期修繕計画を作成します。作成後は、定期的に見直し、精度を高める。作成費用は、原則として無償ですが、引継ぎ可能なデータによっては、有償になる場合があります(SANARI PATENT注:この意味不明)。

Q2. 大規模修繕事業について。

A2. 丸紅コミュニティでは、原則施工監理者として管理組合の立場に立ち、全面的にサポートをさせていただきます。すなわち、長年の経験と実績をもとに、事前調査業務、工事業完了後の施工業者へのアフタケアー工事の指示など、広汎なサポート業務を提供します。

佐成重範弁理士所見→ここでも、長期修繕と大規模修繕の両用語が定義なしに用いられているが、長期修繕計画は法定用語だから、大規模修繕はこれに内包されるものとして扱うべきである。

(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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