ロシア・韓国などへ神戸製鋼の溶接材料が堅調
神鋼ソリューションは増収増益
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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㈱神戸製鋼の今次報告は、中国経済の波動など世界各地域の情勢を分野別に多様に反映するレポートとなった。その内容(SANARI PATENT要約)は、
1. 鋼材の販売価格は、主原料価格の上昇対応で、製品価格への転嫁について需要企業と交渉し、前期を上回った。
2. 鋳鍛鋼製品の売上高は、造船向け価格下落で減少した。
3. 溶接材料の販売数量は、韓国・欧米・ロシアでの需要堅調により増加した。
4. アルミ鋳鍛造品の売上高は、液晶・半導体製造装置関連の需要が低迷したが、自動車向けが堅調に推移した。
5. 圧縮機など機械部門は、需要が堅調に推移した。
6. KOBELCO建機は、需要が堅調な東南アジアや、震災復旧事業が増加した国内販売台数は前期を上回ったが、主力市場である中国の販売台数は、春節明けの旺盛な需要を取込んだものの、金融引締め後は減少に転じた。
7. KOBELCOクレーンは、北米・東南アジアを中心とする海外需要の増加に加えて、復旧関連の国内需要増加により増収増益した。
佐成重範弁理士所見→神戸製鋼自身も、「当社グル-プは、世の中のニーズに様々な製品・技術でのアプローチが可能な多様性を有しております」と多様性能力を自負し、その発揮によって「オンリーワンの徹底追求」「ものづくり強化」「成長市場深化」「グル-プ総合力発揮」を果たしていくと思われる。中国での「ものづくり力」底上げ、新興国でハイテンや特殊鋼のオンリーワン製品展開、溶接総合企業化、アルミ板の現地調達ニーズへの即応などがその具体化である。
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