2012年6月7日木曜日

イベント企画で活況を起動するセレスポ、スカイツリー竣工式も

セレスポ(セレモニー+スポーツ)の業域拡大とイベントの経済効果

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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野村IR主催の会社説明会(2012-06-06)にセレスポ(JASDAQ)の稲葉俊彦社長(慶大経、伊勢丹勤務、天津伊勢社長の経験は著作「15億人を味方にする」に)が出演した。セレスポは、各種イベントの企画制作から設営・運営までを請負うイベント総合企業として既に著名だが、全国に30拠点を展開し、大規模式典や国体、各種スポーツ大会、フェスティバル等、あらゆるイベントに対応し、イベントソリューションパートナーとして更なる飛躍を目指している(野村IR紹介)。会社四季報も、「地鎮祭など、建設式典の企画・設営主力から、スポーツやイベントに展開。企業の販促支援を強化」と特色付けているが、最近では、東京スカイツリーの竣工式を受注したことで、声価を高揚したと言えよう。

セレスポの事業領域は、社名由来のように、セレモニー、スポーツ、フェスティバル、レクリエーション、セールスプロモーション、コンベンションの各界にわたる。その強みは直轄拠点30を擁して、年間1万3000件の「ヒアリング、企画、制作、設営・管理・運営」を経験し、ノウハウを蓄積したことだと、稲葉社長は述べたが、セレスポがイベント特化の組織体として有する、不可模倣の知財蓄積と評価すべきである。。この基盤に立ってセレスポの2012-03期売上高は、スポーツ17億8900万円、セールスプロモーション15億9200万円、フェスティバル12億6900万円、セレモニー12億2700万円、コンベンション12億0100万円、レクリエーション4億7600万円、計75億5536億円に増大し、利益も著増した。

SANARI PATENT所見→ 経済産業省入省年次が佐成重範弁理士より10年ほど後輩に当たる堺屋太一氏は、大阪万博の企画で名声を一挙に挙げた。イベントが経済活性化を起動する事例は古今東西の歴史に顕著である。セレスポが専門組織体として、一層パワフルに経済社会活性化の起動体であり続けることを、見守りたい。

(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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