ハイブリッドカーの増販とデンソーのインバータイノベーション
ハイブリッドカーの増販とデンソーのインバータイノベーション
ハイブリッドカーの走行特性と環境特性をイノベートする特許発明
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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新車販売台数の増加におけるハイブリッドカーの著増に見られるように、電動・ガソリン動のハイブリッドは現在、最実用的と考えられ、例えば、デンソーが発表した(2012-05-24)「北九州スマートコミュニティ創造事業におけるスマート店舗の実証実験開始」においても、エネルギーマネジメントの一環として、ハイブリッドカーの特性向上、従って、インバータの性能向上が重要課題になると考える。インバータは、直流電力を電圧・電流・周波数が一定あるいは可変の交流電力に変換する装置として、走行状態に合わせて電流・モータ回転数・トルクを制御する機能を営むから、その小型化と高出力化はハイブリッドカーの競争力強化のための中核課題である。
従って、国内最大の自動車部品メーカーであるデンソーの特許発明においても、特許庁公開件数においてインバータ関連は962件に達し(2012-05-28現在)、最近の特許庁公開事例を見ても、
1. 「電力交換回路の駆動装置」(特許庁公開日2012-05-24)→フェール信号ノ」ノイズに対する耐性を良好に保持するため、インバータの接続方式を提供する(SANARI PATENT要約。以下同)(共同出願を含む)。
2. 「電力変換装置」(特許庁公開日2012-05-24)→連系インバータ回路からの出力電流の歪を抑制する。
3. 「インバータ制御装置およびインバータ制御システム」(特許庁公開日2012-05-24)→従来よりも、インバータを操作する操作信号の分解能を相対的に維持または向上できるインバータ制御装置およびその制御システムを提供する。など。
勿論、他社のインバータ関連特許発明も活発で、全体では特許庁公開件数(2012-05-28現在)が5万2845件に達しているが、うち、今月に入ってからの公開件数962件は例えば(SANARI PATENT要約)(共同出願を含む)、
1. ダイキン工業「電動機制御方法およびその装置」(特許庁公開日2012-05-24)→インバータにより、周期的負荷に対して電動機の回転速度変動を抑制ビジネスときに回生電力の活用により省電力化を達成する。
2. 東芝三菱電機産業システム「高圧インバータ装置及びその利用方法」(特許庁公開日2012-05-24)→保守点検時に、上位電源側の安全を確保できる高圧インバータ装置及びその初期充電方法を提供する。
3. 日新電機「電力供給システムおよび電力変換装置」(特許庁公開日2012-05-24)→電圧型インバータの接続方式により、電流変換器の容量の増大を抑制する電力供給システムおよびこのシステム用途の電力変換装置を実現する。など。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) デンソー インバータ ハイブリッドカー
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