2012年5月20日日曜日

著作権法の「レコード」と東京行進曲

「粋(いき)な浅草」と唄ったレコードとスカイツリー

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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明後日、東京スカイツリー開業で、ソラマチの前景気も上々のようだが、SANARI PATENTでは、東窓にスカイツリー、南窓に東京タワーを望見しつつ、著作権法の「レコード」を研究している。現行著作権法の最終改正は2010年だが、その第2条に「レコード」が定義されて、「蓄音器用音盤、録音テープその他の物に音を固定したもの」と定めている。今は後期老人以外はCDとしか言わない。スマホ全盛で、「音盤」を手にする機会も全くなくなったが、四谷図書館に「日本の歌謡」として、直径30cmの「本物レコード」が蔵され、解説も優秀である。

1929年に発売された西条八十作「東京行進曲」も懐かしいが、「広い東京、恋ゆえ狭い、粋(いき)な浅草」と唄っている。ソラマチで「粋(いき)」と感ずるのか「カワイイ」と感ずるのか、「昔恋しい銀座の柳、仇な年増を誰が知ろ」の「年増」も、アラサー以上、アラフォー以上か、先ず「年増」という言葉が使われなくなった。

コンテンツ創作で言葉も間断なく創作されるが、「ジャズで踊ってリキュルで更けて、明けりゃダンサの涙雨」「恋の丸ビルあの窓あたり、泣いて文書く人もある、ラッシュアワーで拾ったバラを、せめてあの娘の思い出に」と続き、「シネマ見ましょか、お茶飲みましょか、いっそ小田急で逃げましょか」、そして、「変わる新宿あの武蔵野の、月もデパート屋根に降る」と結ぶが、都心の方々が革新構築されて、コンテンツをイノベートすることも確実で、その追跡も知財関係者の職責に属する。

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