2012年5月12日土曜日

新興国新中間層市場の三菱UFJ解析

三菱UFJリサーチコンサルティングのアジア新中間層調査


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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国内消費市場の拡大に多くを望めないわが国企業にとって、アジア始め世界新興国の新中間層の需要に応ずることは必須の戦略だが、経済産業省の研究会において現在、検討の基盤資料としているのは、三菱UFJリサーチコンサルティングの「アジア産業基盤強化事業(副題:新中間層獲得戦略に関する基礎的調査報告書)(2012-03)である。その調査背景と目的は次のように述べてられている(SANARI PATENT要約)。

1. 先進国市場が相対的に縮小する一方で、中国・ASEAN・インド等のアジア諸国およびケニア等のアフリカ諸国では、人口増加と生活水準の向上を背景として、新中間層市場の大幅な拡大が期待されている。

2. また、生活水準が向上することは、家計に占めるベーシックヒューマンニーズへの支出割合を押し下げ(SANARI PATENT考察: 古い表現では「エンゲル係数を引下げ」)、その他の支出(家電、IT製品、衣類、教育、レジャー、観光、コンテンツ、医療、福祉等)を増やす。更に、新中間層の拡大は、現地政府による移動関連インフラ(SANARI PATENT考察:「鉄道・道路など」の意味)、住居環境の得揖斐への投資を促進する。

3. 以上を踏まえてこの調査は、アジア・アフリカ諸国の、拡大する内需を、わが国企業が悪徳するため必要な基礎データや先行進出企業の成功要因を定量的。定性的に把握することを目的とする。

4. 調査内容と方法は、統計等の資料を分析すると共に、海外展開について多くの阻害原因をもつアザイ諸国情報において、成功企業の事業内容や取組を調査し、成功要因や課題を抽出・共有するため、ヒアリングを行った。具体的には、マクロ(新中間層の市場規模・動向の将来推計)・セミマクロ(各国の消費支出の将来推計)・ミクロ(個別製品・サービスの普及状況等)に分けて調査。分析した。

佐成重範弁理士所見→現実に必要な調査は、各国各地域の各製品種別における所要規格・機能の相違点である。

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