2012年5月5日土曜日

日産ルノーAVTOVAZ連合が世界3位

ロシアAVTOVAZ(アフトワズ)の経営権を取得する日産ルノー「連合」


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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連休末のマスコミを、「ロシアの自動車最大メーカー・アフトワズを日産ルノーが買収して戦略かい3位に」が賑わし、米ゼネラルモーターズ、独フォルクスワーゲンに次ぐと謳われているが、ダイヤモンド世界業界マップ2012で自動車販売台数ランキング(2010)は、1位トヨタ、2位・米ゼネラルモ-ターズ、3位・独フォルクスワーゲン、4位・韓現代、5位・米フォードモータ、6位・日産で、ルノーは9位だがアフトワズは10位までのランキング外で、2011年の販売台数63万(マスコミ記事)は、現代自動車の659万台に比べても10分の1に満たず、日本の中古自動車輸入がロシア国民に希求されてきたことを考え合わせても、ロシアの自動車業界全体像の数値不足が感ぜられる。

このたび3位というのは世界自動車大手の世界販売台数(2011)で、首位ゼネラルモーターズの902万台、2位フォルクスワーゲンの816万台に続いて、日産ルノーの739万台にアフトワズの63万台を加えた802万台と解され、トヨタが795万台で4位、現代が659万台で5位に位置付けられている。

日産ルノーは「連合」と呼ばれているが、企業連携の「連携」よりも、資本関係でお強い意味であろう。日産自動車の株主構成でルノーは現在43.4%である。

佐成重範弁理士所見→ロシアの自動車市場では従来、日本車中古品の人気が高く、ロシア当局は国産奨励のため関税率を引き上げるなどの措置を講じてきたと思うが、日仏露合弁のロシア国産車が普及することは悦ばしい。

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