2012年4月27日金曜日

御手洗会長社長のもとキャノン増益

キャノンの円高克服・新複合機
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
御手洗会長社長のもと、キャノンの環境克服と新製品続発
キャノンが本年度第Ⅰ四半期の業績を発表したが(2012-04-25)、円高環境を克服して増益を達成し、好感されている。発表内容(SANARI PATENT要約)は、
1.    第Ⅰ四半期の世界経済は、米国では個人消費がやや持ち直したが、欧州は債務危機が実体経済に影響してマイナス成長になった。中国やインドは、輸出や投資の伸びの鈍化で成長が緩やかになった。
2.    キャノン関連市場では、オフィス市場でカラー複合機の需要が伸長したが、レーザプリンタは欧州市場が冷え込んだ。コンシューマ市場では、デジタル一眼レフカメラの需要が各地域で力強く伸びた。また、インクジェットプリンタの需要が、新興国中心に堅調だったが、供給面に問題があった。産業機器は、半導体露光装置は順調、液晶露光装置は大型パネル向け需要が低迷を続けた。
3.    キャノンは拡販に努め、円高下で、第Ⅰ四半期売上高を前年同期比1.2%減の8292億円に留めた。効率管理により、営業利益は0,2%増の827億円となった。
4.    通期見通しは、ドル80円、ユーロ105円想定で、売上高3兆9000億円(前期比9.6%増)、営業利益4500億円(19.0%増)としている。
佐成重範弁理士所見→活発な新製品発売に、キャノンの特許開発の力強さを見る。例えば、
1.    機能拡張・複合機連携を強化したカラーレーザプリンタの新3機種発売)2012-04-17)
2.    4k動画記録が可能なCINEMA EOS Systemの新機種を発売(2012-04-13)
3.    広角・高倍率化を実現した放送用フィールドズームレンズ新2機種を発売(2012-04-10)
(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) キャノン カラーレーザプリンタ フィールドズームレンズ

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