2012年4月24日火曜日

リユースとリメイクとシェアリング

「リユース」をリニューアルしたブックオフコーポレーション
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
後期戦中派の佐成重範弁理士は、学生時代に古本屋に馴染んだが、今の学生はGoogle検索でレポートをパソコンし、麗しい装丁の紙出版は真っ先に読了して新本同様のまま古本屋で換金しているようだ。合理的行動だが、これを支援するのがブックオフコーポレーション(東証1)で、野村IRは、同社を次のように紹介している(SANARI PATENT要約)
1.    「本のリユース」という独創的なビジネスモデルで成長を続けるブックオフコーポレーションが、新たなステージに駆け上がろうとしている。原動力は幅広いリユース品を扱う総合大型店BOOKOFF SUPER BAZARへの志向である。
2.    同社・松下展千社長(44歳。成蹊大卒、興銀経由)の説明では、「中古書籍市場を制したブックオフコーポレーションの強みは、いわゆる「古書」とは一線を画したこと。神田古書店では「古書」は希少価値を重視するものとして扱われてきたが(SANARI PATENT考察: それと、古くて傷んでいても安い価格)、ブックオフコーポレーションはキレイかどうかにこだわり、顧客に「リユース」という新たな価値を創出してきた。リユースビジネスは、消費者から商品を買取り、それを新たな商品として販売しなければならない。その過程では、買取や、キレイにする手間が可なり必要である。」「総合リユースを志向し、本やCDDVDのほか、衣類・雑貨・貴金属など多様なリユース商品を揃える。」
佐成重範弁理士所見→使い古した品を安く売買して低所得者と安く売買するのではなく、新たな「リユース」は、自動車やルームのシェアリングと同類の合理的行動である。更に進んで、「リメイク」にも至ることが次世代消費生活の合理化のため望まれる。既に新宿や有楽町のルミネでは「Big Mama」商号のドレス・リメイク店が繁盛しているが、海外で購入した生地で国内仕立てしたドレスのリメイクなど、新たなデザイン感覚を発揮し、リユース以上の合理的新品を創出している。SANARI PATENT所在の四谷3丁目の交差点にも最近開店したリアット(Riat!)はブランドハンドバッグや宝石装身品のリユースで都心集中人口を迎える」が、ブックオフコーポレーションと同様、シニア層にも重点指向し、今後の日本に必要な合理的生活のイノベーションを担うものと思われる。
(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) リユース ブックオフコーポレーション リメイク

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