2012年5月29日火曜日

「最高益」と銘打たれるネット企業2社の場合

マクロミルとソフトウェアサービスの電子情報サービス

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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ネット関連の大企業も、競争・競合激化で、なかなか「最高益」を謳歌できないが、会社四季報に、ネットビジネスのマクロミル(東証1部)とソフトウェアサービス(JASDAQ)が並んで「最高益」都」銘打たれている。いずれもネット情報会社だが、ソフトウェアサービスは医療分野に特化している。すなわち、マクロミルは「インターネットを利用した調査会社で首位。機械化で短期間・低価格に強み。ヤフーと友好的」、ソフトウェアサービスは「病院向け電子カルテなど医療情報システムを開発。ハードウエアの販売から保守サービスも」と特色付けられ、いずれも時流ニーズ即応が最高益を齎していると直感できる。

マクロミル自身は、「ネットリサーチならマクロミル」と標榜して、「インターネット調査ならマクロミル」と掲げ、「ネットリサーチ国内実績No.1。インターネットリサーチ、海外市場調査、グル-プインタビュー、会場調査など、マーケティング課題解決のために最適な市場調査をご提案」とある。その仕組み全容のノウハウは企業秘密かも知れないが、その一端は、「ネットで収入を稼ぐ方法を初心者さん向けに伝授するホームページ! 毎月お小遣いを手堅く3万円稼ごう! マクロミルアンケート報酬で」とネット広告しているので、強力なアンケート調査システムもその一環と推察される。

一方、ソフトウェアサービスも先日(2012-05-17)、業績予想を上方修正したが、会社四季報は、「収益性のソフトウェアは新規導入件数著増で快走、つれて保守サービスも稼ぐ。関西発祥だが、東京オフィス開設で関東圏強化」の旨を述べ、売上高・利益の著増を表示している。具体的にソフトウェアサービス自身の最近発表では、「医療法人社団・静岡メディカルアライアンス下田メディカルセンター、e-カルテとNEWTONS稼働」「社団医療法人・啓愛会美希病院、e-カルテとNEWTONS稼働」など3件が本月加わっており、医療システムのイノベーションに即応する社会貢献事業であることが認識される。

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