2012年5月23日水曜日

四谷3丁目交差点に丸紅の大マンション着工

副都心に高機能マンション続出

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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SANARI PATENT所在の四谷3丁目界隈には新築マンションが続出するが、特に目立つのは、新宿通りと外苑東通り交差点の四谷消防署に隣接して、丸紅マンションが着工したことである。副都心は、スマートコミュニティのスマート性を最高度に発揮すべきだから、マンションも情報基地性、多機能性を高度利便性と共に完備しなければならないが、その現実の運営はマンション管理会社に委ねられるから、丸紅の場合は丸紅コミュニティというように、超大企業それぞれに管理会社が設立されているのも当然である。

そして例えば東洋経済誌にも、「マンション管理にもマネジメントが求められる時代」と題して、特集が組まれる時勢となったが、マンション管理に法制度・管理技術の双方にわたる知財が要求されることは今に始まったことではなく、区分建物法の数次にわたる改正や、修繕補修の合理化を通じて、広汎な知財が蓄積されてきた。上記特集で三井不動産住宅サービスや三菱地所コミュニティ、丸紅コミュニティなどは次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

1. 三井不動産住宅サービス株式会社(西新宿木村屋ビル)は、業歴39年、資本金4億円、従業員数1557名、管理戸数16万9464戸、グル-プ管理戸数21万9464戸、管理棟数2644棟、管理業務主任者531名、マンション管理士239名、区分所有管理士239名、一級建築士44名。

2. 三菱地所コミュニティ(八重洲)は、様々な考えを持つ人々が集まるマンション管理組合を支え、資産価値の向上をサポートする管理サービスは、法律や建築・設備技術、修繕工事の際の合意など、幅広い領域のプロフェッショナリズムが求められるが、それには、担当者や管理員、現場をバックアップする本社や支店の社員、さらには丸紅の開発・販売を手掛ける三菱地所レジデンスを含めた三菱地所グル-プの組織の総合力を強みとすべきだと考えている。

3. 丸紅コミュニティ(芝・丸紅本社内)は、業歴40年(SANARI PATENT考察: 都心でマンション建設が本格的に著増し始めた時点に設立された)、「大切なのは管理のメニューだけでなく、個々のマンションにどんな課題があり、その解決のために何をしなければならないか」を考えることだとしている。(SANARI PATENT考察: 勿論、考えて、管理組合に適切な提案を行うことが重要である。)

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