2012年3月15日木曜日

備忘1:日本企業の競争力をランキングから判断することの適否

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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経済雑誌は、新号が出る度に本棚の奥住まいとなるので、判断材料となりそうな数値は以下備忘しておく。
1. スマホ世界市場シェア→韓国サムスン20.0%、米国アップル14.5%、フィンランドノキア14.2%、台湾HTC10.8%、カナダRIM10.0%、日本諸会社は、その他の30.5%内に埋没的(米国IDC、2011-07~09、日経ビジネス)
2. リチウムイオン電池電解液の2011/2012生産量→日本8500トン~1万3500トン、米国0トン~1万トン、中国0トン~1万トン。負極材:日本7000トン~7000トン、中国4000トン~8000トン(日経ビジネス)
3. 風力発電導入状況(単位万kW)→中国4473、米国4018、ドイツ2721、スペイン2068、インド1307、イタリア580、フランス566、英国520、カナダ401、ポルトガル390、デンマーク375、日本244、オランダ224(GWEC2010:WEDGE)(SANARI PATENT考察:オランダの風車風景の割に少ない。騒音関連や、経済性など、各国事情の相違を代弁している)。
4. 全電力需要に対する風力発電電力量の割合(%)→デンマーク21.9、ポルトガル17、スペイン16.4、アイルランド10.5、ドイツ6、ギリシャ4、オランダ4、オーストリア3、英国2.8、イタリア2.6、スェーデン2.6、米国2.3、オーストラリア2、カナダ1.8、中国1.2、ノルウェー0.7、メキシコ0.6、日本0.4(IEA WIND2010:WEDGE)(SANARI PATENT考察:方法論として必ずしも正確ではないが、上記3と4の数値からは、全電力需要が、米国17億4695万kW、中国12億2750万kW、日本6億1000万kW程度と見ることとなる)。
5. 稼動中の原発数と、電力の原発依存率→米国104:20%、英国18 16%、フランス58:74%、ドイツ9:23%、ロシア33 :17%、フィンランド4 : 28%、スウェーデン10:38%(IAEAなど:日経ビジネス)
6.携帯電話の加入者数・企業ランキング→中国移動通信6億3352万、英国ボーダフォン3億5800万、メキシコ・アメリカモビル2億万3600万、インド・バルティエアテル2億円2125万スペイン・テレフォニカ2億2024万、中国聯合通信1億8903万、スウェーデン・テリアソネラ1億6440万、南アフリカMTNグル-プ1億5859万、フランステレコム1億5830万、インド・リライアンスコミュニケーションズ1億円4327万、(中間略)NTTドコモ5899万人(各国ごとの最近データ・ダイヤモンド)
佐成重範弁理士所見→漠然と、先端技術製品についての日本上位を概念してきたが、在来常識をリセットする必要がある。(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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