2012年3月14日水曜日

わが国インフラシステム輸出の重点、スマートコミュニティと情報通信

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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経済産業省が「グローバル市場におけるスマートコミュニティ等の事業可能性調査委託先18件」を発表したが(2012-03-12)(R Site 2012-03-13ご参照)、この委託事業の目的は次のように述べられている(SANARI PATENT要約)。
(1) 社会インフラの世界市場は急激に変化し、途上国・新興国のみならず先進国でも需要が急増し、世界的に大きな成長分野として注目されている。従って、この分野の受注競争には、欧米諸国を始め中国や韓国等も官民一体となって積極的に参入している。
(2) わが国においても、個々の機器・設備の納入のみでなく、設計・建設から維持・管理まで含めてインフラシステムを統合的に受注するインフラシステム輸出を政府全体で推進する。インドの「デリームンバイ産業大動脈構想は、その事例である。
(3) 今次発表の委託事業は、スマートコミュニティ分野と情報通信分野について、日本企業が新興国等で実施する事業可能性調査を支援するものである。
3. (承前R Site 2012-03-13)日本総研:中国:再生可能エネルギー・スマートグリッド運営
4, 富士電機:中国:郊外新都市におけるスマートコミュニティ開発
5. みずほ情報総研:中国:広州南沙開発区におけるスマートコミュニティ開発
6. 三菱商事:香港・台湾:都市型スマート交通システムのグローバル展開(電気自動車・電気バス、それらの充電システム)
7. バスコ:タイ(バンコク)・ベトナム・インドネシア:3次元スマート地理空間情報システム展開
8. 東芝:ベトナム:ニュータウン・ハイテクパークスマートコミュニティ開発
9. 日本総研:タイ:高度産業集積型都市におけるスマートコミュニティ開発
10, 日本開発政策研:カンボジア:世界遺産周辺敷地におけるスマートコミュニティ展開
11. NTTデータ経営研:インドネシア:北九州市型低炭素・環境都市モデルの展開
12. 明電舎:インドネシア:途上国離島型スマートコミュニティ開発
13. 三井物産:インド:新規工業団地のグランドデザイン構築および工業団地への高品質著増技術電力供給事業
14. 三菱重工:インド:工業団地への環境・低炭素ソリューション展開
15. 東芝:トルコ・ルーマニア等:大規模再生可能エネルギー導入型スマートコミュニティ開発
16. 富士通:サウジアラビア:工業団地スマート環境改善システム展開
17. 富士通:サウジアラビア・ブラジル・シンガポール等:スーパーコンピュータを活用した情報ソリューション展開
18. 積水ハウス:オーストラリア・新興都市におけるスマートコミュニティ開発
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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