2012年2月29日水曜日

マネーテク(MT)の内容究明と新活用の創出を提唱する

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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リーマンショックは金融工学誤信の結果だったが、わが国独特のAIJ問題もファンド運用技術誤用誤信の結果であって、マネーテクに対する理解の未熟が目立っている。反面、マネー運用技術に関する精確な知識知見の重要性を、徹底的に再認識させることとなろう(マネー蒸発責任帰属の分散も含めて)。
工学の語は、「実用には懸隔あり」「効用現出の確実性」「多目的応用性」などの多様な側面を持つが、テク(テクノロジー)は純技術であって、特にマネーテクは、産業にも生活者にも、生死決定的な緊要性を持つ。東京センチュリーリースの説明会(C Site2012-02-28)資料は、マネーテクの対企業側面について、有益な情報を提供するものであった。
上記資料は例えば「リース利用の企業メリット(資金面・管理面)」を次のように解説している(SANARI PATENT要約)。
1. 設備導入時に、多額の資金が不要である(購入費用の一括払いに対して、リース料により、リース期間で均等支払い)。
2. 事務管理の省力化(購入による導入は、導入後の管理に負担が大だが、リースによれば固定資産税の申告・納付が不要、動産総合保険の付保・保険料支払い不要、廃棄不要など)
3. コスト把握の容易性
4. 設備の使用予定に合わせたリース期間の設定
5. リース会社にとっても、一般的な融資と比べて、貸倒れ発生時の債権回収率が高い。
特にマネーテク独自的な強みとしてSANARI PATENTの理解するところは、
1. ファイナンス事業と海外事業の強化で利益成長→母体銀行・総合商社の内外金融・為替取引機能に由来するマネーテク創出
2. 現下金融環境の、リース資金調達にとっての有利性→金融環境変化活用のマネーテク創出
3. 母体由来知財によるソリューション型ファイナンス→付加価値マネーテクの創出(不動産・自動車・船舶・航空機分野)、などである。
佐成重範弁理士所見→不動産・動産ともシェア所有・利用とその多様性・可変性が進むので、これとの関連でリースのマネーテクが更に新たに開発されると共に、企業集団の海外展開を支持するマネーテクの発揮を、東京センチュリーリース等が先鞭するよう期待する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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