2012年2月27日月曜日

パナソニックとハイアール、白物家電の世界市場帰趨









弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
日経業界地図2012版の「業界動向網羅」と、ダイヤモンド世界マップ2012版の「一目でわかるグローバル企業の動き」を併用すれば、何でも分りそうだが、それほど簡単ではない。NHKTV(2012-02-27)が白物家電についてパナソニックとハイアールを対照的に放映したことは、「何でも分る」ことは、ない、ということだ。例えば日経業界地図は日本企業地図だから、白物家電の項目で日立・東芝・三菱電機・パナソニック・三洋電機。シャープの順に売上高(2010)を示しているが、この売上高は全社連結だし、パナソニックの6兆6927億円と三洋電機の1兆4895億円の合算8兆1822億円は、日立8兆3158億円と肩を並べる。中国のTCL集団・広東美的電器・米国キャリア・中国珠海格力電器・米国トレーン・中国海爾集団(ハイアール)、中国江蘇小天鶼集団(リトルスワン)スエーデンエレクトロラックスについては日本企業との連携関係が表示されている。一方、世界マップは、「総合電機」括っているので、韓国サムスン電子・日立・パナソニック・台湾鴻海精密工業・シーメンス・ソニー・東芝・富士通・韓国LGエレクトロニクス・三菱電機と、売上高序列している。
一方、NHKは、白物家電の日本市場進出展開に、ハイアールが実力と意欲を高揚している現状と趨勢を示唆し(日本白物家電量販店におけるハイアール製品引用写真下)、パナソニックが業容急変して、2011-04~12利益が、テレビ等・327億円赤字、電子部品等・173億円赤字に対して白物家電786億円黒字で(パナソニック関係引用写上)、同社社長の「白物家電に業容再建を託する」当面志向の発言を放映した。


佐成重範弁理士宅では、パナソニックのホームベーカリーとオーブントースターの最新製品と、ビッグカメラ新宿西口店で並展の日清製粉各種パン製造材料セットを、昨日購入、出来上がり高級美味だが、パナソニックは、白物家電でも、「まとめ売り」(関連商品一括提供)などの顧客利便ビジネスを開発急進と期待している。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 



ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム