2012年1月29日日曜日

知財システムの競争と調和

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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内閣知財戦略本部の新政策が、「競争と調和」を合言葉に掲げて策定されつつあることは極めて注目すべき動向であり、今月会合における論点からこれを考察する(SANARI PATENT要約)。
1. 「競争と調和」は、国際競争力強化と国際標準化主導の両側面を併進させる戦略である。
2. そのため先ず、わが国産業のグローバル展開のためのインフラを整備する。わが国の知財システムの利便性を向上すると共に、国際的な知財システムと調和させつつ、グローバルネットワーク時代に即応する。
3. わが国の知財イノベーションの環境を整備する。このため、テクノロジーとデザインの融合領域を強化し、産学連携・ベンチャーにより知財創造力を強化し、中小企業の知財活動を強化する。
4. 戦略的な国際標準化活動の実効強化のための環境を整備する。すなわち、オープンイノベーションを産業競争力の強化に繋げるため、戦略的な国際標準化活動の実効環境を整備すべく、グローバルネットワーク時代に対応した国際標準化活動の基盤を整備し(佐成重範弁理士考察:このような発言においては、デファクト標準化とデジュリ標準化について分説することが必須である)、また、中小企業による戦略的な国際標準化活動を推進する。
5. グローバルネットワーク時代にの知財イノベーションに資する人材を確保する(佐成重範弁理士考察:文理融合型人材であるべきことを先ず強調すべきである。
上記の具体的展開方策について、C Siteに要約する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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