2012年1月19日木曜日

四つのメガトレンドの一つ、ビッグデータの実況

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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現下世界のメガトレンドとして何を挙げるかは、立場によっても異なるが、激変する社会経済技術のグローバルな情勢に即応すべく、メガトレンドを先ず精確に把握したいということは全企業・全社会人の希求である。例えばNikkei BP netは、「勝てる経営」のためのITインフラについて、経営にインパクトを与える「強力かつ長期的な力」として、「ソーシャルコンピューティング」「モバイル」「ビッグデータ」「クラウド」の四つを挙げていた(2011-09-13)。「ソーシャルコンピューティング」とは個々の人間がコンテンツや活動を共有する利用形態、「ビッグデータ」はデータの大容量化・即時化・非定型化トレンドのことで、例えばネット上にある厖大なログなどからどのようなトレンドを読み取るかは、現代企業にとって極めて重要な作業」と解説している。
それから半年を経て早くもWBS(2012-01-16)が「重要な作業」段階を超えて「収益事業化」にも及ぶメガデータ活用状況を放映した。既にデジタルデータの集積は1.8セダバイト(1.8兆ギガバイト)に達しているが、2年で倍増する著増見込みであり、その活用は、自然科学の領域から消費者活動の解析、毎日2000万超のグログ内用語の人工知能による解析で商品・証券等の需給価格変動を予測することなど、あらゆる分野で現実化している現場を放映して、企業に、時流先導の構えを促したと、佐成重範弁理士は解する。
示した事例は例えば、来月(2012-02)開通する東京ゲートブリッジには、センサによる応力分布、歪変動などのデータが毎日億件単位でメガデータ化され、人工知能データ解析して補強・修復等の計画がアウトプットされる。
また、スーパーの買物カードの入力データもメガデータ化され、その解析は顧客の購買行動を精細に解析すると共に、購買内容に即応するレシピを、その顧客からの発信に対して応答し、現に、献立作成の手間省略を喜ぶ「クックパッド」などのサービスが盛業しつつある。
更に、連日2000万を超えるブログ、これに数倍するツイッターの用語内容を人工知能で解析し、株価や金融商品の先物取引トレンド等を予測して運用利益・アドバイス利益を挙げるプルーガAIファンドの成功例が現出している(SANARI PATENT注: AIは人工知能)。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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