2012年1月15日日曜日

経済産業省と米国務省の起業シンポで基調講演するグリーの沿革

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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来る25日の日米イノベーション・起業シンポ(R Site2012-01-14ご参照)で基調講演するグリーの「始まりと由来」を、この際再読して、シンポ内容の理解に資する。グリーは、「GREEの始まりと由来」を次のように述べている(SANARI PATENT要約)。なお、講演者・田中良和同社社長は、1999年に日大法卒、ソネットエンタテイメントを経て楽天に入社。2000年に楽天を退社してグリー株式会社を設立した。
1. インターネットの歴史文章に度々見られるように、GREEは、「趣味として成長し、やがて全ての時間を費やす情熱に変わる」という、一つのアイデアから生れた。
2. GREEの開発および起業者である田中良和(上記基調講演者)は、2003年、26歳時に、新しいアイデアをサービスとして生み出すため、独力でGREEの開発に着手、2004年2月にサービス公開後1ケ月の間に、その利用者は1万人を超えた。2004年12月、運営母体としてグリー株式会社を設立、本格的な運営を始めて現在に至った。
3. GREEは、6次の隔たりを意味する「Six De2gree”s of Separation」という統計学・社会学の仮設から名付けられた。これは、米国の心理学者Stanley Milgramの「人は、自分の知り合いを6人以上辿っていくと、世界中の人と繋がりを持っている」という仮説で、1967年に行われたSmall World Experimentによって検証され、広く知られるようになった。
4. GREEという名前には、ネットワークやコミュニケーションに代表されるインターネットの面白さ・便利さ・楽しさを新しく生み出していく存在でありたいというメッセージが込められている。
佐成重範弁理士所見→現時点でグリーは、「ケータイ向け交流・ゲームサイト「GREE」を運営し急成長、業界大手。アイテム販売と広告が収益源。主軸のケータイソーシャルゲームは、利用者増に加えて顧客単価が大幅上昇。スマホ経由の課金収入も立ちあがり順調」と評価されている(会社四季報による)。北米向け自社タイトルの投入など、海外展開を加速しており、インターネットの効用をグローバルに広めて盛業する意気ごみが見られる。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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