2012年1月11日水曜日

株式会社グローバルマネジメント研究所による中小企業支援に期待

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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大規模市場を目指して、中国進出を企図する中小企業が著増しているが、中小企業の場合は身ぐるみ海外移転が多いから、リスクに対する覚悟を固める勇気(なかには悲壮感)も尋常ではない。やはり中国市場についての知識の習得が先決だが、およそ学習には教科書と参考書があり、例えばJETROは教科書的であっても、参考書として貴重なグローバルマネジメント研究所等の、純在野現実即応性にまでは及ばない。また、15年ほど前の、中国拡張で名を馳せた「やおはん」の破綻も、時代と実相が本質的に異なるので、反面教師にもならない。
従って佐成重範弁理士は、グローバルマネジメント研究所のように、グローバル経営コンサルティング、グローバル人材育成サービス、チェンジマネージャー育成サービスを業務内容とし、2005年設立以来、GML上海、GMLベトナムを擁して、現地立脚の中国・ベトナム進出に関するコンサルを行っている企業の支援に依存することの重要性を強調する。
その実用性は、上記GML上海の江口征男総経理がDIAMOND online(2012-01-10)に述べている「日本人が知らないリアル中国ビジネス」を一読すれば明白である。その要旨(SANARI PATENT要約)は、
1. ブランド力がモノを言う中国消費市場で、日系企業が捨てなければならない「こだわり」とは何か。中国の消費市場では「良いもの」よりも「有名なもの」が売れる。中国で商品・サービスを販売するには、商品力以上に知名度。ブランド力が必要である。
2. 中国で、この知名度・ブランド力を得るためには、多大のカネと時間が必要だが、多くの日系企業は、マーケティングよりも商品力を優先しているため、ブランド作りが十分にできていない。中国で日系企業が使う広告宣伝費は、競合する欧米企業や中国ローカル企業に比べて著しく小額な場合も多い。
3. 今後中国に進出する企業、進出早々の企業は、コバンザメのように、既にブランド力ある中国所在企業の手を借りる心構えが必要だ。
佐成重範弁理士所見→グローバルマネジメント研究所のこのアドバイスの真価は、「手を借りる」具体的手段の教示にあるので、C Site(2012-01-11)において若干要約・考察する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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