2011年12月9日金曜日

韓国ヒョンデ(現代自動車)の世界市場シェア急進と日本部材産業




弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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国際モーターショー始め諸国自動車市場で、ヒョンデの進出は、低価格と高品質を兼備した強力なプレゼンスを示している(NHK等TV引用画像↑)。三菱自動車の国内生産ライン減がTV報道されているなど、日本国内の自動車生産は著減し、従って、自動車部品メーカーはヒョンデへの納品著増に活路を求めようとしている。ヒョンデの高品質・低価格兼備は、グローバルに、これに適合する部品メーカーの製品を求めたことが戦略の中枢をなしており、ヒョンデのシェア拡大が日本部品メーカーの間接的世界シェア拡大に繋がることを希求すべきであるのか、躊躇するところである。一方、ヒョンデの新車のみならず、その中古車市場が日本国内で活況を呈していることにも注目すべきである。なお、ヒョンデの傘下には起亜自動車があり、現代・起亜自動車グル-プを構成しているが、「ヒョンデ」(または「ヒュンダイ」)が製品・企業双方のブランドとして通用している。
ヒョンデの創業は1967年で、1973年には三菱自動車からの技術協力により、韓国初の国産車ポニーの開発に至ったのだから、まさに出藍の誉れというべきだが、現在の、上記世界上位進出とライン停止を対比すると、業界・行政の在り方を再考せざるを得ないのではないか。
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