2011年11月9日水曜日

上半期販売台数、日産自動車の増とトヨタ自動車の減

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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日産自動車トヨタ自動車とが相次いで上半期業績を発表したが、、自動車各社の様相には、かなりの相異がみられた。日産の発表(SANARI PATENT要約)にトヨタのそれ(B Site2011-11-08ご参照)をを対照すると、
1. 日産本年度上半期のグローバル販売台数は、前年度上半期比10.7%増の222万6000台に達した(トヨタは18.5%減の302万6000台)。
2. 日産本年度上半期の売上高は、前年度上半期比11%増の4兆3674億円になった(トヨタは17.2%減で8兆0159億円)。
3. 日産本年度上半期の営業利益は、前年度上半期比7.5%減の3097億円となった(トヨタは326億円の損失)。
4. 日産のCarlos Gone社長は、「日産は2011年度上半期も力強い成長を遂げ、健全な利益を計上することができた。これは日産が、世界全市場で顧客に、革新的で魅力ある商品を提供していることを反映している。不利な為替レート、多くの自然災害、不安定な世界経済にも関わらず、日産の2011年度通期の大きな収益達成に向けた取組は順調に推移している」と述べた。
5. 日産は、2011年度下半期の想定為替レートを対米ドル80円、対ユーロ110円に見直し、通期は各79.9円、111.9円として、通期売上高9兆4500億円、営業利益5100億円に上方修正した。
佐成重範弁理士所見→ 為替変動の影響態様に、各社相異が見られる。トヨタ豊田章男社長の「石に齧りついても頑張る」発言にいて同社副社長の「齧る付く方法が課題」との発言、「国内販売台数増加」が「方法の一つ」とされ、国内でも競争激化の態様が注目される。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)日産 トヨタ 為替レート

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