Billing System、ビリングシステム株式会社のWeb決済システムと特許技術
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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野村IRの紹介で、ビリングシステムのレポートが届いたところだが、丁度同日(2011-11-04)、ビリングシステムの特許出願について次のように特許庁公開がなされたので、先ず記録する(SANARI PATENT要約)。
出願人・ビリングシステム株式会社:発明者・江田敏彦(SANARI PATENT注:ビリングシステム社長・三井銀行企画畑出身)ほか2名:発明の名称「認証サーバ装置、認証方法、および、認証システム」(特許庁公開日2011-11-04)→ パスワードやICカード等によるユ-ザ認証を必須とすることなく、回線識別情報のみで信頼性のある認証を可能とする認証サーバ装置、認証方法、および、認証システムを提供することを課題とし、その解決手段として、認証を許可する回線識別情報を記憶し、端末装置からNGN(次世代ネットワーク)を介してデータ通信を行う場合に、回線識別情報をNGNから取得し、取得した回線識別情報が記憶されているか否かを判定することによって認証を行うことを特徴とする。
翻ってビリングシステムは2011-12月期の上半期業績を、売上高6億8200万円で前年同期比11.5%増、営業利益1億0300万円で15.6%増、純利益9600万円で25,2%増と好調を示し、次のように説明している(SANARI PATENT要約)。
1. ビリングシステムの決済支援事業は、インターネット利用の株式売買、為替・金融先物取引に付随する銀行口座・証券口座・証拠金口座間の資金移動をリアルタイムでサポートするクイック入金サービス、通販事業者等、多数の集金が必要な企業に対して、各種の決済手段による収納情報をリアルタイム一元管理する収納代行サービス、および、複数取引先への一括送金業務をサポートする支払い支援サービスである。
2. ビリングシステムのファイナンス事業は、ビリングシステムが提供する決済支援事業のサービスを利用して蓄積される決済データに基づき、企業の回収期日と支払期日の間に生ずる期間の差に対して、資金繰りサービスを行っている。
3. 上記に付帯してビリングシステムは、コンサルティングサービスを行っている。
佐成重範弁理士所見→ ビリングシステムは、IT力と専門性で事業領域を拡大します、として、「提携戦略による販売力強化」「進化し多様化するニーズに対応」「モバイル市場の販売チャンネル化・決済サービス」「コンビニマルチ化」等を詳述しているが、SANARI PATENTが最も注目するのは中小企業の中国におけるビジネス業務の支援で、既に、決済基盤を中心とする、データ管理による中国ビジネスを稼働開始しており、今後著増が予想される中小企業の中国展開を支援することを切望する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)
ラベル: ビリングシステム 決済 江田敏彦
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