2011年8月13日土曜日

国内・中国・韓国等で、双日・JALUX・日本空港ビルの事業提携


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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グローバル経済の変調下、企業と個人の対応態様が多様に展開されつつあるが、双日がレアアースをオーストラリア・ライナスと業務提携して輸入開始し、国内消費量の3割供給を目指し、また韓国・現代の自動車をタイ等で販売するなど(会社四季報)、特徴的な動きが注目されたところ、今月初(2011-08-03)には、「日本空港ビル株式会社と双日株式会社及び株式会社JALUXとの空港リテール事業等に関する資本業務提携」と題して、国際交通拠点性が希薄化するわが国空港の活性化に寄与する事業計画を示したことにSANARI PATENTは、大きな波及効果を期待する。発表の内容(SANARI PATENT要約)は、
(1) 上記資本業務提携の理由→ 日本空港ビルは、国内空港ターミナルビルの運営ノウハウを、海外においても活かすべく、今年6月(2011-06)、中国成都空港に店舗を開き、また、韓国空港公社、中国大連周水子機場集団公司、中国首都機場集団公司とも、人事交流・ターミナルビル管理運営協力などを行っている。
(2) 双日は総合商社として、50年以上にわたる空港事業の実績を持ち、諸産業分野の様々なネットワークとノウハウを有する。特に、原料調達・加工・流通の一貫サプライチェーンを構築している。
(3) JALUXは、JALの商事・流通系子会社として、空港店舗のネットワークを構築している。
(4) 従って先ず、双日は日本空港ビルの株式を、日本空港ビルはJALUXの株式を、それぞれ取得し資本提携する。
(5) 日本空港ビルとJALUXは、商品の共同仕入れなどを行う。具体的には、海外のリテーラ及びブランド、話題性ある商品等の空港店舗での展開、中国成都空港店舗での調達・物流面での双日との協業など。
(コメントは sanaripat@gmail. にご送信ください)

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