2011年8月2日火曜日

ホンダが本年度業績予想を大幅増額修正(2011-08-01)

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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ホンダのグローバルな元気度発揮は国民が挙って希望するところだが、同社(登記社名は本田技研工業)は昨日(2011-08-01)、本年度通期(2011-04-01~2012-03-31)の業績予想を大幅に増益修正した。その理由は、「部品供給制約の改善に伴う四輪事業の売上台数の増加などを前提に、営業利益・税引前当期純利益、ホンダ株主に帰属する当期純利益は、それぞれ、2011-06-14発表の業績予想を上回る」に至ったためと述べている。すなわち、売上高は8兆7000億円で上記前回予想比4.8%増、営業利益2700億円で35.0%の著増、税引前当期純利益は2850億円で32.6%増、ホンダ株主に帰属する当期純利益は2300億円で17.9%増を示している。
ホンダは、2011-03期業績においては、先般大震災・原材料価格高騰や円高によりマイナス影響を受けたが、これら影響を跳ね返して本年度は、「次世代商品や環境技術の更なる開発強化に伴う資源投入」、「生産正常化に伴うグローバルでの販売増加と事業の拡大」を展開しつつあり、特に「北米インディアナ・アラバマ工場を中心とする四輪事業生産量の拡大」および「アジアを中心とする二輪事業生産能力の拡大」が注目される。
SANARI PATENT所見
ホンダは、上記発表と同じく昨日(2011-08-01)、「ステップワゴン・ステップワゴンスパイダーに新タイプを設定し発売」と題して、「2000ccクラス最大の室内空間や同クラス初の3列目床下格納シートなどにより好評を得ている(年間ミニバン2010年販売台数において首位)ステップワゴン・ステップワゴンスパイダーに、HDDインターナビシステムを標準装備を加え、発表同日発売」と説明している。
一方、「ホンダに関する一部報道について」と題して、「2011-07-31に、一部報道機関において、ホンダのメキシコにおける四輪車の新工場建設に関する報道があったが、ホンダが発表したものではない」と説明した(2011-08-01)。
これらいずれも、ホンダの事業活動の活発を示す現象として評価したい。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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