2011年8月11日木曜日

エネルギー総合利用の先端を拓く東京ガス

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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東日本大震災に伴っていわゆるオール電化生活の不便性も実証され、予てエネルギーの多角利用に取組んできた東京ガスの創案が改めて脚光を浴びている。会社四季報も、「新エネルギー源開拓加速、カナダではシェールガス開発へ官民共同プロジェクト創設、日立グル-プから庄内風力発電所の株式3割超獲得、自然エネ関連強化」と要約している。
技術開発については、最近の特許庁公開事例を見ても、
(1) 出願人・東京ガスエンジニアリング株式会社ほか1「液体物検査装置」(特許庁公開日2011-07-07)→ボトル等の容器が不透明でも、容器に収納された液体物を高速で同定する。
(2) 出願人・東京ガスエンジニアリング株式会社ほか2「ガスサンプリング装置」(特許庁公開日2011-02-17)→下水道の水位の変動に応じて、ガスをサンプリングするガス採取部を、常に水面近傍に移動させることができるガスサンプリング装置を、簡略な機構で構成する、など。
エネルギー専門家向けにも、「最先端のエネルギー技術の実証・実験施設をめぐる東京ガス千住見学サイトの開設について」と題して次のように発表した(2011-08-03)(SANARI PATENT要約)。
(1) 東京ガスは来る2011-09-05に、東京ガス千住見学サイトを、東京ガス千住テクノステーション内に開設する。東京ガスの最先端のエネルギー技術を、主に学識経験者、オピニオンリーダ、企業関係者に紹介するものである。
(2) この施設は、エネルギー技術の革新「Energy Innovation」を歩いて見る「Walk」を組合せて「Ei-Walk」と名付けた。
(3) コンセプトルームも設け、「環境に呼応して変化する空間」をコンセプトとしている。
SANARI PATENT所見
「Ei-Walk」を広く一般生活者にも馴染み易いものにするよう望まれる。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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