2011年7月17日日曜日

セブン銀行と野村証券連携の便利度

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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セブン銀行(JASDAQ)が月次データを更新して(2011-07-07)、2011年6月のデータを加えたが、年度初の2011年4月に比べても、月末ATM設置台数は6月末1万5635台で1.24%増、月間ATM利用件数は5400万件で3.85%増、毎日1台当たり利用件数は1170件で1.92%増と順調な伸長ぶりである。4年前2007年6月のデータ、1万2145台、4000万件、107.8件に対して、各28.7%増、35.0%増、10.6倍で、特にセブン銀行ATMの利用頻度の著増が目立つ。
生活者利便に直結するATM事業についてセブン銀行は、2011-03期事業報告で次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1 当事業年度も、グル-プ内外でATM設置台数の増加を推進した。加えて、提携金融機関の増加(庄内銀行、三菱UFJ信託銀行、筑邦銀行などを加えて証券会社9社、銀行100行、信用金庫262庫などとなった)、により、ATM利用顧客の利便向上に努めた。
2 ATM設置については、グル-プ内では、セブンイレブン店舗を始めとするグル-プ傘下各店舗への新規設置のほか、利用件数が多いセブンイレブン店舗へのATM増設を推進した。
3 一方、グル-プ外への展開として、パルコを始め、商業施設やオフィスビルに新設したこか、他金融機関のATM肩代わり拡大など、設置場所を拡大すると共に、セブン銀行初の取組として、都内2箇所で自らATMコーナーを開設した。
SANARI PATENT所見
四谷3丁目の大交差点(新宿通り*外苑東通り)に接して、新宿通りを挟んでセブンイレブン2店舗が向かい合っているが、いずれにもセブン銀行ATMが設置され、増加する副都心人口や多様な企業・機関の利便を増進している。特に野村カードによる野村MRFの入出金は、無手数料で利用時間も、日曜・祝日を含めて19時までサービスしており、銀行などの他連携機関に比べて野村カードによる現金出金の利便度は極めて高い。ただし、三井住友銀行は連携内容が他金融機関より進んでいる。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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