2011年7月15日金曜日

日新(東大証1部)の国際複合一貫輸送・混載輸送サービス

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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野村IRの会社説明会(2011-07-15)に日新が出演し、筒井雅洋社長が73年に及ぶ業歴の発展過程を説明した。日新はグローバル総合物流企業として顧客のニーズに適合する最適輸送ルートや輸送方法の提供を機能とし、多種多様なモノを陸海空を問わず、あらゆる輸送手段を駆使し、世界のどこまでも、より安く、より安全に運ぶことが業務だから、国内市場から巨大なBRICs新興市場を含む全世界のドアからドアまで一貫輸送で運ぶノウハウの蓄積をフル活用することが、わが国産業の今後の展開を支える基幹要素として強く要請される。
輸送の対象は、生鮮食品から電子部品・自動車・工場設備まで多種多様であり、海外209拠点のネットワークで世界のどこまでも運ぶ。現法と拠点は中国には上海高信など6現法・78拠点、他のアジアにはインド日新・シンガポール日新・マレーシア日新・タイ日新・フィリピン日新・ベトナム日新・インドネシア日新など7現法・55拠点、米州には米国日新・カナダ日新・メキシコ日新など3現法38拠点、欧州には英国日新・ドイツ日新・中近東日新・ロシア日新など9現法・38拠点を有する。
日新の社名の通り、新商品新サービスの開拓を日新のDNAとし、例えば、「中国での物流事業に日中国交正常化前の1955年から着手し、中国初の海外商品展示会(東京・大阪)の輸送設置作業実施、1964年設立の日中平和観光株式会社を通じた旅行業務と合わせ中国事業を展開」、「1973年にシベリア鉄道経由、極東・欧州・中近東間のコンテナ複合一貫輸送システム開発」、「1984年、日本の国際輸送業者として初めて欧州向け海上混載輸送サービス開始」、「1990年、モンゴル向け、その後、カザフスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタン向け複合一貫輸送サービスを拡大」、「2008年、ベトナム国鉄と提携してカーワゴン輸送サービスを開始」など、「日々新たに」の日新スピリットで新商品・新サービスを開拓拡大してきた業績は、まさに、日本産業がこれから再起するため不可欠なスピリットであり、日本国民全体の行動に浸透すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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