2011年6月26日日曜日

NTTグル-プは重要機能の地域分散・多ルート化・幅輳対策を推進

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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今次NTT連結報告は、売上高(営業収益)10兆3050億円で前期比1.2%増、営業利益1兆2149億円で8.7%増を示しているが、東日本大地震による被害損失の今期計上額は300億円で、2012-03期に600億円(設備投資300億円、損失300億円)の計上を予定している。
NTT連結は、子会社756社・持分法適用会社102社を含み、特にドコモの売上高4兆2243億円を始め、NTT東日本の1兆9571億円ほか1兆円超の数社を含む。売上高(営業収益)の増加要因としては、「フレッツ光」契約者の増加・ドコモのパケットARPU上昇(SANARI PATENT注:Average revenue Per Userは、iPhoneゲームなどで大幅上昇と見られる)・M and Aによるシステムインテグレーション収入の増加を挙げている。
今年初来の動向として注目されるのは、「日米間の国際IPバックボーンを400Gbpsに増速」、「米国のITサービス企業Keane International, Inc.の完全子会社化」、「スマホ向け電子書籍ストア2Dfacto」の開設」、「セブンイレブンなどと提携して集合住宅における在宅高齢者向けサービスのプロジェクト開始」、「イオンやシャープと連携してタブレット端末活用のオンラインショッピングプロジェクト開始」、「クラウド型サービスでモバイルセキュアデスクトップの提供開始」、「グローバルレベルのSAPビジネス(SANARI PATENT注:包括的ソリューションサービスの意味と解する)推進」などである。
本年度2012-03期の取組としては、「法人・公共向けにデータセンタやアプリケーションのサービス・オリューション充実」、「消費者向け移動通信の新規格LTEの利用」、「Dimension Data社やKeane社の強み融合によるグローバル事業展開」を強調している。
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