2011年6月12日日曜日

リアル社会のセキュリティ、綜合警備保障のイノベーション

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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ネット社会のセキュリティがIT技術の攻防のもとに戦略展開しているのと同様、リアル社会のセキュリティも総合警備技術のイノベーションのもとに展開されている模様が、総合警備保障((東証1部)の総会(2011-06-24)資料にも現れている。先ず「警備保障」の内容が現在はどのようか、認識しておかなければならないが、総合警備保障は次のように事業内容を述べている(SANARI PATENT要約)。
1. 機械警備業務→ 契約先に警報機器を設置し、通信回線により侵害情報をガードセンタで遠隔監視し、異常事態に対して待機警備員が出動する。
2. 常駐警備業務→ 契約先施設に警備員を配置する。イベントや要人の警備を含む。
3. 警備輸送業務→ 契約先の指定場所に現金等を輸送する。流通業の売上金回収や釣銭配金、金融機関のATM総合管理を含む。
4. その他業務→ 設備管理、環境衛生管理、清掃管理、消防設備点検等。
総合警備保障の2011-03期業績は増収増益だが、その状況を見ると、リアル・ネット両社会にわたるセキュリティのイノベーション進捗が今後も期待される。例えば、
(1) 高齢者向けホームセキュリティ機能を集約したシルバーパックの発売
(2) ガードセンタの運用統合や適正定数管理によるコスト低減
(3) モバイル端末を利用する警備隊員指令システムの更新
(4) 入金機オンラインシステムの販促
(5) エネルギー使用状況を報告するのための「エコミエール」の発売
SANARI PATENT所見
リアル・ネットの両セキュリティ技術が融合して機能すべきイノベーション分野である。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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