2011年5月25日水曜日

キャリア教育の在り方、文部科学大臣が中高校表彰

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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佐成重範弁理士が関与している神奈川県・鎌倉女学院中学校(私立)が、「2010年度キャリア推進フォーラム」(2011-01-14)で文部大臣表彰されたことは、神奈川県下の表彰中高校2校のうち唯一の私立校として、高く評価されよう(全国112団体が表彰された)。鎌倉女学院中学校は、資生堂大船工場での英語による職場体験が注目された。表彰に際して文部科学大臣は、「就職難で若者のキャリア教育の重要性が増す中、職場体験など多様な教育が行われている」などと述べた。
キャリア教育と言えば進路指導がその一環だが、これは存外に難しい。昨日(20011-05-24)のテレビ東京「ガイアの夜明け」は一面。弁護士数の過剰がいかに深刻かを克明に描いていたが、教育時点で需要活発な職域が、卒業時点では供給過剰という場合の事例が多い。公認会計士や博士も同様である。
従って、実務や職業知識も必要だが、生活・生き甲斐における収入や財貨の意義・機能を、各校の特質を活かしつつ、一般教科のもとで考える課程も有益であろう。上記鎌倉女学院について考えれば、鎌倉学を現地に即して学んでいるが、例えば鎌倉の女性像として北条政子と共に日野富子の理財才能が足利幕府において果たした役割も読書で自ら学ぶこと(吉見周子氏「日野富子のすべて」など)が有益かと思う。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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