2011年5月15日日曜日

新宿駅西口ビックカメラとヤマダ電機共に増収増益

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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新宿駅の毎日乗降客数346万人は世界最高数でギネスブックにも搭載されているとのことだが、特に西口のビックカメラ・ヤマダ電機並立は壮観で、業績相殺か相乗か関心がもたれてきたが、現況は相乗効果が発揮され、両社共に増収増益を続けている模用である。
丁度ビックカメラの中間報告書が届いたが、ビックカメラは8月決算なので、今次報告は2011-08-31期の前半期分(2010-09-01~2011-02-28)である。売上高3119億円で前年同期比4.5%増、営業利益106億7800万円で63.8%増、経常利益115億円で5.5倍、純利益51億円で3.1倍を示した。エコポイント効果もあっテレビ・エアコン・冷蔵庫の好調に加えて、ケータイ・ブルーレイディスクレコーダ・理容美容家電も好調だったと述べている。
一方ヤマダ電機の2011-03期年次報告(2011-05-12)は、売上高2兆1532億5900万円で前期比6.8%増(SANARI PATENT考察: ビックカメラ上記3119億円の単純年額として2倍額の3.5倍の額に達する)、営業利益1227億6400万円で40.6%増、経常利益1378億4700万円で35.7%増、純利益707億5400万円で26.5%増を示し、堅実な増収増益趨勢を示した。ヤマダ電機は慎重に、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1. 東日本大震災は、その後の計画停電実施・自粛ムード蔓延など急速な市場冷え込みを伴ったが、ヤマダ電機は、身近な店舗ネットワークの構築、品揃えの充実、納得価格の安心価格保証、ポイントサービスの充実など現場主義実践改革を進めた。
2. 商品別では、地デジ切替・エコポイントでテレビが好調、猛暑でエアコン、厳冬で暖房商品が好調、洗濯機・タブレット型端末、審が多CPU,スマホも好調だった。
SANARI PATENT所見
電気自動車の蓄電機能が重要視され、新建築資材や扇風機の節電効果が強調されているから、LED照明等を含めて、ヤマダ電機もビックカメラも業容を拡大することが国民生活を裨益する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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