2011年5月4日水曜日

Androidとは何か、どう機能するか、KDDIが解説

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Androidは既に周知のIT用語だが、開き直って「Androidとは何か、どう機能するか」簡明な答えが見当たらない。Wikipedia(2011-0504)は、「Androidとは、スマートフォンやタブレットPCなどの携帯情報端末を主なターゲットとして開発されたプラットフォームである。Linuxベースのモバイル用オープンソース・オペレーティングシステム、ミドルウェア、主要なアプリケーションから成るソフトウェアスタック(集合)パッケージで構成されている」と要約しているが、「分かる人は分かる」という感じである。
従って、KDDIのTIME and SPACE誌5月号が「ネットに新時代を切り開くAndroid」を特集したことは、世界スマホ新時代に生きるわれわれに、必須の教材を提供中国ものである。多角的に叙述されたその内容(SANARI PATENT要約)を摘記すれば、
1. ケータイの新スタイルとして広がり始めたスマホの中でも、世界中のメーカーから端末の発売が続出し、急増しているのがAndroid搭載スマホだ。
2. 「大型コンピュータからPCへ」「固定電話からインターネットやケータイへ」と、この2つの進化の交点からAndroidが生まれた。
3. Androidはモバイル端末向けのプラットフオーム、広義のOSすなわちOperating Systemで、2007年にGoogleと世界各国のモバイル通信事業者やモバイル端末製造メーカー、半導体メーカーなどにより結成されたOpen Handset Allianceが発表し、2008年に、Androidを搭載した世界最初の端末「T-Mobile GI」が発売された。
4. スマホは、従来のケータイとパソコンの中間的存在で、搭載OSにより機能が決定されるが、OSのOpen Source化によって、利用範囲が画期的に拡大した。
5. Androidの高度Open性により、世界各国の通信事業者やメーカーが参画するOpen Projectに関連し、Application のみならずHardwareに関しても、世界中のケータイメーカーやパソコンメーカーから、多様なスマホやタブレットが登場することとなった。
6. Androidの特徴は、「ネットワークとの高度な連携機能」と「Application間の連携機能」である。AndroidではOSレベルで連携機能が用意されているので、Web ServiceやApplication を自由に組合せて新しいサービスを作ることができる。
SANARI PATENT所見
日本では現在、スマホのデコレーションをセルフメードすることが大流行のようだが、AndroidOSのフル活用に関心が集中する前兆であろう。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム